この店はもともと、国立の純喫茶「邪宗門」に惚れ込んだ人物が自ら手を動かして作り上げた空間だった。作り終えると興味が移ってしまい、その後を引き継いだオーナーが長く店を守り続けている。 壁には約20個の柱時計が掛かり、それぞれ異なる時刻で針が止まっている。振り子が動いているのはそのうちの1本だけ。天井からは多数のランプが吊られ、道を挟んだ公園の緑がガラス越しに混じって室内を染める。 ピアノジャズのBGMに、時計のチクタク、レジのジャリシャリーン。音が幾重にも重なるこの場所で、ブレンドコーヒー1杯500円、本日のケーキ200円が静かに出てくる。席は2〜4名掛けのテーブルと囲炉裏をリノベーションした席で計30席。
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国立の邪宗門に惚れ込んで作られ、引き継いだオーナーが守り続ける純喫茶。